健康情報
一度は受けておきたい!肝炎検査
そもそも肝炎って?
肝炎とは肝臓に炎症が起こり、肝臓の細胞が破壊され、次第に肝臓の機能が低下していく病気です。
肝臓の細胞が破壊されると、以下の症状が現れるため注意が必要です。
【 倦怠感 黄疸 発熱 頭痛 むくみ 食欲不振 嘔吐 黒褐色尿 関節痛 】
肝炎検査とは?
肝炎検査は、血液を採取し検査を行います。
「受けたことあるかな?」と思われたあなた・・・
健康診断の結果報告書のHbs抗原やHBs抗体、HCV抗体を見てみましょう。
結果が載っていたら肝炎の検査を受けています。
検査項目 | 陽性だったら・・・ | |
---|---|---|
HBs抗原 | ウイルスの表面にあるタンパク質 | 現時点でB型肝炎に感染している |
HBs抗体 | HBs抗原に対する抗体 | 過去にB型肝炎に感染して免疫を獲得している B型肝炎ワクチンを接種した |
HCV抗体 | 感染時に体内で作られる抗体 | 現時点でC型肝炎に感染している、もしくは過去に感染したことがある |
肝炎ウイルスに感染すると?
ウイルスが肝臓の炎症を引き起こし、さらにその状態が続くと、肝臓が硬くなって機能不全を起こす肝硬変や肝がんへと進行します。肝がんの約6割はこの肝炎ウイルスが原因です。
肝臓は「沈黙の臓器」とも言われ、初期の段階では感染していてもほとんど自覚症状がありません。
採血検査で感染を早朝に発見し適切な治療を受けることで、肝硬変や肝がんの予防に繋がります。
まずは検査を受けてみませんか?
予防医療センターでは、2日間ドック、日帰りドック、がんドックのコースを受診していただくと検査を受けることができます。
検査をご希望の方は、下記までご連絡ください。