Health Column

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寒い季節のお風呂は要注意!

寒い時期、温かいお風呂が恋しくなりますね。しかし冬は入浴中の事故が増える季節です。
冬場のお風呂についての注意事項を知って、安全なお風呂でホッと一息つきましょう!

冬のお風呂が危険な理由

 そもそも入浴中は水圧がかかるため、心臓への負担が通常より大きくなる

 衣服の着脱や浴槽の出入りなどのたびに何度も温度変化にさらされる
温度変化が大きいと血圧変動も大きくなり脳卒中や虚血性心疾患の発症リスクアップ!

 冬場は喉の渇きを感じづらく、水分摂取が不十分になりがち
 そんな中で入浴により汗をかくと、一層脱水傾向になり、血液がどろどろになる
脳梗塞の発症リスクアップ!

  • ポイント01
  • ポイント02
  • ポイント03
  • ポイント04

 

最近血圧が高いと気になる人は・・

入浴時の血圧変動以外でも冬は寒さで血管が収縮しやすいため、血圧が上昇しがちです。

高血圧症の基準は下の図の通りです。

  • ポイント01
  • ポイント02

 

家庭内血圧では135/85mmHgを超えると高血圧症の範囲に入るため注意が必要です。自宅では病院よりもリラックスした状態で測定できるため病院の血圧より厳しい基準範囲となっています。

また、血圧は時間帯によって変化します。朝の血圧が高くなる場合は要注意です。少しでも高いと指摘された方は、「自宅での血圧チェック方法」に沿って自分の状態を確認してみましょう!

自宅での血圧チェック方法

 起床後だけでなく就寝前や昼頃にも測定して1日の変動を知る

 早朝の測定では起床後1時間以内、排尿を済ませ、朝食・降圧剤内服の前に行うのが基本

 測定前の喫煙はNG

 測定中は動かさない・話さない

 時間があれば、測定は3回行って平均値をとる

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