健康情報
運動習慣はありますか?
運動する時間がなくても「普段の生活の中」で、健康づくりができます
- 運動は「体力がつく」「減量に役立つ」「生活習慣病の改善につながる」など、カラダに良いことだと言うことは何となく理解できますが、日々の忙しさや面倒くさいという気持ちから、習慣的に取り組めていない人も多いと思います。
運動の効果については、これまで様々な研究がされており、下記のようなことがわかっています。でも、その効果は継続して取り組むことで獲得されるものが多いので、折角運動を始めても効果が出る前に止めてしまう人が少なくありません。無理なく継続するためには、まずは日常生活の中で体を動かす時間を見つけ出すことがポイントです。通勤時や仕事中、家事や育児などの場面で少しでも体を動かす時間を見つけ、無理なく続けてみましょう。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」では「『+10(プラス・テン)から始めよう』をスローガンに、今より10分多くカラダを動かすだけで健康寿命が延ばせる」とうたっています。今までより10分プラスしてカラダを動かすことから始めてみませんか?
身体的な効果
- ● 健康的な体型の維持
- ● 体力・筋力の維持・向上
- ● 免疫機能の向上
- ● 血行促進による肩こりおよび冷え性の改善
- ● 便秘の解消 など
疾病予防
- ● 生活習慣病(肥満、高血圧、糖代謝異常、脂質代謝異常など)の予防・改善
- ● 動脈硬化性疾患(心筋梗塞や脳梗塞など)の予防
- ● 骨粗鬆症の予防
- ● 転倒リスク低下やロコモティブシンドロームの予防
- ● フレイルやサルコペニアの予防・改善
- ● 乳がんや大腸がんのリスク低下
- ● 認知症リスクの低下 など
精神的な効果
- ● うつや不安な気分の予防・改善
- ● 睡眠障害の改善 など