健康情報
おかえりあの頃の私!体重モニタリング
毎日体重計に乗ることから始めよう!
- 毎日測定することで、日々の体重の変化を知ることができます。この変化を認識することで、食事量を調整したり、運動量を増やしたりするなど、自然と行動変容につながりやすくなります。そのためには、体重計を洗面所やベッドの横など、生活の中で測定しやすい場所に置いておくこともポイントです。自分のやりやすい方法を考えたり、測定指標を変えたりすることも含め、継続しやすい方法で取り組んでいきましょう。
健康と栄養状態の好サイクルをつくる
- 体重の増減を意識することで、「適正体重」を維持しようとする行動が生まれます。そのために、食事量や運動量に加え、栄養バランスや運動の種類などを意識し始めます。そうすることで、健康なカラダがつくられていき「生活習慣病の予防・改善」へとつながります。これを継続していくためには「適正体重」の維持がかかせないというような、カラダの【好サイクル】をつくっていきましょう!
適正体重計算式
起床後
- 朝起きて排尿(排便)後の朝食前に測りましょう!カラダに食べ物などが入っていない状態での基準体重が把握できます。
入浴前
- 洋服の重さを考慮せず、入浴のついでに測定ができる「測りクセ」が一番つきやすいタイミングです。
就寝前
- 食後2時間以上経過した後に測りましょう。体内の水分量の変化が少なくなる時間帯であり、1日の振り返り(お昼は食べ過ぎたかな?など)ができます。
NGなタイミング
- 食後や飲酒後すぐ、入浴後やスポーツで大量の汗をかいた後などは、カラダの水分量が大きく変化します。1日で1~2kg程度は変動するため基準体重が把握しづらくなります。
同じ時間、同じ条件で
「昨日は夜に測り、今日は朝測る」など、測定時間がバラバラでは体重増減の原因を把握できなくなります。生活の中からカラダの状態が一定であるタイミングを決めて測定しましょう!自身で設定した体重をもとに、生活習慣をコントロールしていくことが脱無関心期の一歩となります!
※「無関心期」とは身体活動・運動習慣において、6ヶ月以内に行動を変えようと思っていない時期を指します。
ただの数字に思える測定値。見る人が見れば、その人がどんな生活をしているのかがわかってしまうほど生活習慣の影響を受けて変化します。今の状態を記録することで理想の状態とのズレを可視化し、ズレの原因となる生活習慣を知って修正することで理想の状態に近づくことができるかもしれません。
活動量
- 日常生活において身体活動量を増やす具体的な手段は、歩行を中心とした身体活動を増加させるように心がけることです。歩数計を使用して1日の歩数目標を達成しましょう。
一般成人が普段の生活で歩く歩数は約5000歩です。仕事終わりなどに、30分程度のウォーキング(約3000歩)を行うことでぐっと目安に近づけます。
血圧
- 血圧値は体調の変化を反映するため、健康管理の目安になります。自身の血圧を把握して、体重同様にコントロールしていきましょう。
体脂肪率
体脂肪が過剰に蓄積した状態を肥満といい、肥満になると様々な病気を引き起こしてしまいます。お持ちの体重計で測定できる場合は日々チェックしていきましょう。