当センターでは、最新鋭の64列のマルチスライスCTを人間ドック専用として全国に先駆け2009年2月に導入しました。
従来のCTを利用する場合と比べ、より短時間で同様の検査が可能となり、放射線の被曝量もより低線量となりますので、安心して検査を受けていただけます。
MRI装置は磁気と電磁波を利用し、脳の断層写真(MRI画像)や頭蓋内の血管像(MRA画像)を得ることができます。
超音波検査は放射線を利用しないため、妊娠の可能性がある方に対しても安心して検査を受けていただけます。
マンモグラフィとは、乳房のX線撮影のことです。乳房はやわらかい組織でできているため、普通の胸部X線写真などのように、そのままではきれいに撮影することができません。そこで専用装置を使用し、圧迫することにより乳房を薄くしてから撮影します。薄くすることにより乳腺の重なりがなくなり、少ないX線量で撮影することができます。マンモグラフィは触診ではわかりにくい乳がんを発見するために非常に有効な検査方法です。触診では発見できない5mmくらいの小さな石灰化も発見できます。
PET/CTとは、がんの早期発見のためのPETと、臓器の形状や位置(がんの位置や大きさ)の特定できるCTを組み合わせた最新鋭の画像診断装置です。PETとCTと組み合わせたことによって、比較的小さながんも正確に診断することができ、飛躍的に精度の高い検査が可能となりました。
当センターが2022年4月から導入したデジタルPET/CT装置は、従来のアナログ形式より解像度の向上でがんを特定する精度が向上しました。
検査時間と被ばく量も従来の半分程度というメリットもあります。